北九州にある多くの山々について、詳しく丁寧に解説するサイト『北九州の山々』

●●●小倉南区●●●

【福智山】

福智山は英彦山修験道の行場で、最盛期には12の僧坊があったといわれています。
山頂には二つの祠があり、南側が豊前小笠原藩が祀った「福智神社」、西側は筑前黒田藩が
祀った「福智社」の上宮です。
山頂はクマザサとススキに覆われ、そこからの展望は英彦山をはじめ平尾台、貫山、さらに
瀬戸内海、響灘の海までも見渡せます。
地質は古生層の堆積岩類である秩父類層群からなり、古生代末から中生代初めにかけて貫入
した変斑糲岩が山頂付近を覆っています。
また、福智山は北九州市で一番高い山です。

【水晶山】

山頂より水晶石が出るため、水晶山と名付けられている山です。
しかし貫山から連なる尾根筋に似た山があることから、一般的にこちらが水晶山と呼ばれる
ことが多かった為、本物と分ける為に偽水晶山と名付けられました。

【貫山】

貫山は標高712mで、貫地区のシンボルとして企救富士とも呼ばれ親しまれています。
芝津山、祢疑山とも呼ばれ、日本書記等の古い書物にも記載されております。
山頂からは土師器等の土器片も採取されています。
この山は隣接する平尾台が石灰岩で形成されているのに対して、火成岩のひとつである花崗岩
で形成されており、石材として利用されていました。

【塔ヶ峰】

塔ヶ峰には標高582mの山頂尾根に土塁や平坦な郭が築かれていますが、殆んど断崖絶壁の
自然地形を活かした城郭となっています。
ここからの眺望は素晴らしく、眼の前は木下城、遠くは小倉市街地まで眺められます。

【竜ヶ鼻山】

名前の由来は、風土記編纂の際に山の形が竜の鼻に似ていることから付けられました。
山頂から麓の金辺峠まで、比高差460mを断層によって一気に陥没しており、南西壁は
斜度55度の急斜面となっています。
山頂はクマザサ等に覆われており、江戸時代には小倉藩の猪狩場となっていました。
北九州市では、一番登山するのが大変な山です。